揚げ油の正しい保存方法

日清オイリオからの情報

 

>

 

日清オイリオと言えば食用油の専門メーカーですが、メーカー発の関連情報がありましたので、これも紹介しておきます。

 

保存のポイントは「さめないうちに処理をする」、「しまう時はフタをする」となっています。また、揚げカス、揚げ物をした後には、鍋底に残った揚げカスをそのままにしておかないこと、とあります。これが油の傷みの原因になりますから、何かを揚げている間も揚げカスはこまめにすくい取っておきましょう。網目の細かいあくとり用などの網じゃくしを使うと、小さなから揚粉のような揚げカスでもしっかりすくい取れて作業が楽だと思います。

 

揚げ油を濾して保存する場合は、温度が熱い状態ではなく、ほどほどの熱さになるまで待って、濾し器で行ってください。ただし、さめ過ぎると、粘りがでてしまって、濾しにくくなってしまいますから、注意してください。

 

また、こぼすと危険ですから、自分の方向にして注がないようにしてください。更に、油濾し器に紙タオルを1枚重ねると、更に小さな揚げカスまで取り除くことができます。

 

さて、とにかく保存はさめてからです。油がさめてきたら、フタをきちんと閉めて冷暗所で保存します。これは前項での説明といっしょです。フタをしっかりしないままで置くと、空気に触れてしまって酸化しやすくなり、水、虫なども入ってしまう危険があります。

 

特に油が熱いままでフタをするのはNGです。これだとフタの裏に水蒸気がたまり、油に水が入りやすくなってしまいます。